- 		
最近の投稿
 アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
2025年11月 日 月 火 水 木 金 土 « 10月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 
有限会社河瀬塾の更新担当の中西です。
さて今回は
~枠組足場の実務ディテール 🧩🏢~
枠組の武器は速さと規律。規格化されたフレームによって、通り・水平・対角を出しやすく、昇降・荷揚げ・踊り場の設計も安定します。その一方で、端部・開口・入隅・庇・看板など“非定型”の処理が甘いと、揺れ・段差・落下物のリスクが跳ね上がります。本回は、端部を箱で固める発想、荷揚げ開口の常時閉鎖、見た目=精度の文化を具体策で解説。🧠
1|端部は“箱”で固める 📦
端部は筋交い・控えを増やし、箱組で“剛壁”化。端で吸収しない設計が、面全体の揺れを抑える最短ルート。
開口周りは三角を作る(筋交い)→継目は人の少ないゾーンへ。🪜
2|昇降・踊り場・荷揚げ:動線を最短に 🚶
階段ユニットは作業量の多い面に寄せ、避難動線も兼ねた幅員を確保。踊り場での荷置き禁止を徹底。
荷揚げ開口は各面に分散、常時閉鎖+合図者で第三者災害ゼロ。
3|踏板・ジョイント・クランプ:揺れない床 🔩
片持ち量を小さく、踏板継目はストローク外に逃がす。ジョイント・クランプは規定トルクで再点検。
見た目の美しさ=精度。通りが出た足場は、作業者の集中を上げ、品質・速度が自然と向上。✨
4|養生:メッシュ率と風抜き 🌬️
メッシュは粉じん捕集と通気のバランス。海沿い・ビル風帯は風抜きスリットと控え密度UPで“帆化”を回避。
5|ケース:直線ファサードの大規模修繕 🏢
枠組主体、入隅・庇回りのみ単管・くさびで補正。昇降2系統、荷揚げ分散、端部箱組で移動時間−25%/揺れ体感−45%。是正48hで再訪−30%。🎯
まとめ:枠組は“システムの力”が最大の武器。箱で固める/動線最短/見た目=精度を合言葉に、速く・安全で・美しい現場をつくる。🏁
有限会社河瀬塾では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「やる気」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。
皆さまのご応募を心よりお待ちしております!